
CHOCO❤︎LAVE
第4章 救援
看護「涼野さん、夕食の方お下げしておきますね。」
聖輝「あっはい、ごちそうさまでした。」
あっそうだ…
聖輝「あの…すいません!」
看護「はい、どうされましたか?」
聖輝「あの…僕…おそらく救急車で運ばれたんですよね…?」
看護「はい、そうですね。」
聖輝「その…どなたが救急車を呼んでくれたんですか?」
看護「申し訳ございません、プライバシーの関係で詳しくはお話できないので…」
聖輝「そうですか…」
そうだよね…
病院側も勝手に個人情報話せないよね…
看護「まさか…救急車を呼んだのがあの人だなんて……」
聖輝「えっ?」
看護「いえ、何でもありません。」
聖輝「???」
何か小声で呟いていたような…
看護「もし、何かあったらコールを押してくださいね。」
聖輝「はい、ありがとうございます。」
看護「では、失礼致します。」
看護師は病室を出た。
聖輝「ふぅ…暇だなぁ……」
テレビも無いし…
それに、トシオさんともチャットができない…
聖輝「ハァ…適当にスマホゲームしようかな…」
僕は久しぶりにスマホゲームを開いた。
