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CHOCO❤︎LAVE

第4章 救援



月曜日。


光樹「聖輝、もう大丈夫なん?」


聖輝「うん、大丈夫だよ。」


光樹「びっくりしたわ…昨日急に電話来たと思ったら入院してたって聞いて…」


聖輝「ごめんね、急に電話しちゃって…」


光樹「いや、全然ええけど…えっ、貧血と軽い熱中症になったん?」


聖輝「うん…同時に起こしちゃった…」


光樹「マジで…よう1日で回復したな…」


聖輝「症状は重なったけど、どっちも軽かったから寝たらスッキリしてた。」


光樹「そうなんや…まぁ、とりあえず無事で良かったわ。」


聖輝「うん、ありがとう。」


「おーっす!」


ガシッ!


光樹「うわっ?!」


聖輝「みっ、南野先輩!」


南野「何しゃべってたの?」


光樹「びっくりしたぁ…急に何なんですか!」


南野「いや、その辺散歩してたら2人見かけたから声かけよ〜って思って。」


聖輝「あれ?1人なんですか?」


南野「さっきまでゼミ仲間と一緒におったけど、課題やるからって消えた。」


光樹「消えたんすね…」


南野「そう、スーッとね。」


聖輝「何ですか、その幽霊みたいな感じ…」


南野「あははっ!暑いからホラー系でしゃべったら涼しくなるかなって。」


光樹「関係ないっすね。」


南野「やっぱりか。」


聖輝「こんな昼間にホラー系で来られても…」


南野「さすがにこの暑さには勝てないな。」


光樹「暑すぎるわ…」


聖輝「汗が止まらないね…」


南野「この調子じゃ夏はもっと暑くなるな。」


光樹「あぁ…海行きてぇ〜!」


南野「思いっきり泳ぎたいよなぁ…」


暑いなぁ…


熱中症にならないようにこまめに水分摂っておかないと…


僕は目の前にあったお茶を一気に飲み干した。

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