
でも、愛してる 「改訂版」
第1章 でも、愛してる 「改訂版」
4
「できたよ」
二人で、できたものをテーブルに並べていく。
ビールをグラスに注いで、
「カンパイ!」
「カンパイ!」
「美味しい!」
「よかった」
「ステーキは、
こんなふうに、
なにもつけないのも、美味しいね」
「岩塩と胡椒、
それにガーリックだけは、
すこし振っているけどね」
「このサラダも、
美味しい」
「萌絵ちゃんは、
ほんとに、
美味しそうに食べるね」
「だって、
美味しいんだもん!」
「萌絵ちゃんは、
食欲も、
性欲と同じように旺盛なんだね」
「もう!
エッチ!」
そうなのだ。彼はこんなふうに、突然エッチなことを言う。
でも、ポンと言うだけで、そのあと下ネタに流れることはない。
そしてその言い方も、「萌絵ちゃんは」とか「萌絵ちゃんが」と、わたしをもとにしたものが多い。
「できたよ」
二人で、できたものをテーブルに並べていく。
ビールをグラスに注いで、
「カンパイ!」
「カンパイ!」
「美味しい!」
「よかった」
「ステーキは、
こんなふうに、
なにもつけないのも、美味しいね」
「岩塩と胡椒、
それにガーリックだけは、
すこし振っているけどね」
「このサラダも、
美味しい」
「萌絵ちゃんは、
ほんとに、
美味しそうに食べるね」
「だって、
美味しいんだもん!」
「萌絵ちゃんは、
食欲も、
性欲と同じように旺盛なんだね」
「もう!
エッチ!」
そうなのだ。彼はこんなふうに、突然エッチなことを言う。
でも、ポンと言うだけで、そのあと下ネタに流れることはない。
そしてその言い方も、「萌絵ちゃんは」とか「萌絵ちゃんが」と、わたしをもとにしたものが多い。
