やさしく愛して 「改訂版」
第1章 やさしく愛して 「改訂版」
15
食事は、恒さんが、特注していたという、伊勢海老とあわびがいっぱいだった。
「霧子さん
あまり飲みすぎないでね
また
ソファーでお守りをするのは
きょうは嫌だからね」
「もう」
「あはは
うふふ」
食事がすんで、また露天温泉に入った。
恒さんは、わたしを、お湯の中で後ろから抱きかかえてくれている。
「いい気持ち
ほんとに
ゆったりした気分だわ」
「そうだね」
「恒さん
大好き」
「私も
霧子さんが
大好きだ」
「ねぇ
キスして」
恒さんは、首をまわしてキスしてくれた。
わたしも、恒さんに体をあずけたまま、唇をあわせる。
なんと優しいキスだろう。
優しいキスで、わたしは溶けていく。
食事は、恒さんが、特注していたという、伊勢海老とあわびがいっぱいだった。
「霧子さん
あまり飲みすぎないでね
また
ソファーでお守りをするのは
きょうは嫌だからね」
「もう」
「あはは
うふふ」
食事がすんで、また露天温泉に入った。
恒さんは、わたしを、お湯の中で後ろから抱きかかえてくれている。
「いい気持ち
ほんとに
ゆったりした気分だわ」
「そうだね」
「恒さん
大好き」
「私も
霧子さんが
大好きだ」
「ねぇ
キスして」
恒さんは、首をまわしてキスしてくれた。
わたしも、恒さんに体をあずけたまま、唇をあわせる。
なんと優しいキスだろう。
優しいキスで、わたしは溶けていく。