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やさしく愛して 「改訂版」

第1章 やさしく愛して 「改訂版」

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 そのうち、あまりの気持ちよさに、泣いてしまった。
 どうしていいかわからなくなるくらい気持ちよくなって、声も出なくなって、泣くしかなかったのだ。
 かなり長いあいだ、舐めてくれていた恒さんが、やがてあがってきて、わたしを抱きしめてくれた。
 「霧子さん
  入りたい」
 「お願い
  わたしも
  入ってほしい」
 「ここは、離れ屋だし
  胸の中のものは
  なくなったので
  思いっきり
  おおきな声を出して
  思いっきり
  気持ちよくなってね」
 恒さんは、いままでにないくらい、優しく入ってくれた。
 わたしのあそこが、愛しくてたまらないように、少し入ってはキスをしてくれ、また少し入ってはキスをしてくれる。
 恒さんは、わたしを優しい目でみながら、ゆっくり奥まで進み、入り口までゆっくり戻っていく。
 動きは優しいのに、恒さんのあれは、今までで一番固い。
 その優しさと固さが嬉しくて、わたしは、
 「恒さん
  気持ちいい
  あーっ
  いい」
 と、大声で叫び続けた。

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