たけるとみかる―双子みたいな幼なじみ―
第4章 佐倉武
*
はぁ、はぁ、はぁ……実果留……。
んっ……あぁっ……た、けるぅ……んん……。
目の前には、溶けきった顔をした実果留。
二人で生まれたままの姿で、
抱き合って、キスをして、
互いの敏感なところにも触れ合ったりしていた。
武っ……好きだよ……。
目を潤ませてそう呟く実果留を、俺は壊れ物を扱うように優しく抱きしめた。
そして実果留の、下腹部でもっとも敏感なところに、俺の一部を擦り付ける。
中への入り口を探り当てたのを感じると――
そのまま、ズッ……と挿し込んだ。
うっ……くっ……み、かるっ……。
あぁっ……た、たけるぅっ……。
全部入ったことに感動して浸る余裕がない俺は、一つになってすぐに夢中で抜き挿ししだす。
あっ、あっ、あっ……た、武っ……。
実果留が、俺の動きと同じリズムで上下に揺れる。
ヤバい。たまんない……。
実果留……
俺……もう……もうっ……!
うっ――