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愛はあふれる 「改訂版」

第1章 愛はあふれる

         11

 「優希ちゃん
  濡れているよ」
 「えっ」
 「いっぱい
  濡れているよ」
 「ほんとだ
  触らなくてもわかる」
 「よかったね」
 「うん
  優さん
  嬉しい」
 「でも
  びしょびしょじゃないから
  あしたを楽しみに」
 「うん」
 「あしたはどうなるんだろうと
  想像していてね」
 「優さんの
  セックス教育だね」
 「あはは
  うまいことを言う」
 「あたしにとっては
  そうだもん
  あたし
  セックスが
  好きになりそう」
 「してほしいと思ったんだから
  もう好きになっているよ」
 「そっか」
 それで、3日目は終わり。
 仕事をしているときでも、ご飯を食べているときでも、ふと気がつくと、あたしのあそこに優さんの指が触れる、クリトリスを優さんが舌で舐めてくれると想像していて、自分でもあきれるほどだ。

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