テキストサイズ

愛はあふれる 「改訂版」

第1章 愛はあふれる

         12

 4日目。 
 裸で優さんと抱きあった。
 優さんが、じっとあたしの目をみて、
 「優希ちゃん」
 「なに」
 「私は
  まえから
  優希ちゃんが
  好きだったんだ」
 「ほんと?」
 「だから
  優希ちゃんに
  こんな提案をしたんだ」
 「優さん」
 「好きな優希ちゃんと
  セックスができる
  いい機会だと思った
  それとね
  すこし長くなるけど
  いい?」
 「いいよ」
 「その男の子は
  根本が間違っている
  『僕が、優希ちゃんを
   濡れるようにしてあげられなくて
   ごめんね』
  と、言うべきなんだ
  私なら
  そう言う」
 「優さん」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ