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ゴッドフィンガー田螺

第3章 ホラ、昨日までの田螺とお別れしよ?

……いや、まあしかしやっぱり怪しいよな……



俺は、自分の部屋のベッドに倒れ込むように寝転んだ。



確かに地図は、あの家を指している。
普通に考えたら犯人は姉ちゃんだ……



あの傷もお母さんとか偽ってラオウさんにやられた傷って可能性だってあるし……



でも、あの姉ちゃんがもし犯し人を殺す奴ならば何故、俺を殺す素振りを見せなかった……
それどころか俺が睨んでちょっと怖がってたし……



「……わっかんねぇ……」


『チーチチッチオッパーイボインボイン♪ボインボイン!』



その時、俺のケツポケットに入れていた携帯が鳴りだした。
んっほぉwwwwwwwwバイブレーションがお尻を刺激してギモヂィイイイイイ!wwwwwwww



「もしもし?」



心ではそんな事思いつつ冷静に電話に出る。



「……あ?もしもしぃ~?アナタ、犯し人だよねぇ~?」



どくんと心臓が早くなるのを感じた。
電話をかけてきたのは、BKではなく、ほわほわとした所謂癒し系の声をした人物だった



「……アンタ誰だ?」



「あっはぁ!やっぱり犯し人君の電話番号なんだぁ!んふふ……」



聞いてるのに、無視してそれで勝手に納得して、んふふって……お前の口の中に俺のゲロを直接ぶち込むぞwwwww



「誰なんだつってんだろ!」



「ん~?んふふぅ~内緒ぉ~あは★」



ふふっ……お前らわりぃ……血管が二三本やられちまったらしい……



「んふふぅ~内緒♪wwwwwじゃねぇんだよタコwwwwwwwwあ、なんだ?可愛いと思ってんのか?wwwwwお?wwwwwロ○ラ二代目目指してんのか?お?wwwww」



「んふふ……犯し人さん?今から言う所に着てくれたら、あたしの事教えてあげるよ?」



なんだよ……この会話にならない会話は……
取り敢えず殴りてぇ



「教えろ!今から行ってやんよ!!!」



「……んふふ……」

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