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第1章 一目惚れは永遠に.......(O×S)

大野『今日もあの日みたいに晴天だな…』
『今日の夜はきっと星が綺麗に見えるんだろうなぁ』


潮風に当たりながらふと思ったのは翔くんが何気なく出したあの言葉……


「今日は潮風が気持ちいい日だね…♪」


あの時の翔くん、綺麗だったな……
ふわっと風が吹いて少し長い彼の髪を揺らした長い前髪が翔くんの目を隠して揺れて前髪の隙間から見える彼の目は綺麗な目としか言えなくて…………。

今でも鮮明に思い出される彼の顔…声…行動…全てが今も愛おしくて…


大野『…次…会えるのはいつなんだろうね…?』


ぼーっと海を眺めながら消えてしまいそうな声でその一言だけを吐いたら視界が潤んで来た事に気づく。
あぁ、俺って相当翔くんに依存してるんだ…………

会うまでは流さないっていつからか決めてしまった自分の掟の為に思考を別に向けようと何気に空を見つめる。

………………本当に綺麗な空。
そう思って潤んだ視界が少し戻るまで待っていた
その時…………


「ココ、いい場所ですよね」


大野『……………………ぇ?』


まさかと思い顔を下ろすと…………そこには……


大野『しょ……くん…?』

櫻井「…智くん………………やっと会えた…」


目の前にはずっと会いたくて会いたくて堪らなかった人。
翔くんはあの日のように靴を脱いでジーンズを捲って水に足を入れていた。

そう…あの時もこの場所で…………こんな風に……


大野『翔くん……だよね?』

櫻井「そうだよ?笑」

大野『翔くんっ!!』

櫻井「わっ!?」


あまりにも、吃驚して何も言葉が出なかった。
でも翔くんの存在を確かめたくて……ただそれだけで…

我慢も出来ずに翔くんに抱きついてしまった。


大野『翔くん…翔くん…!やっと会えた……』

櫻井「智くん…ずっと会いたかったよ…………」

大野『俺もだよ…』

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