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第1章 一目惚れは永遠に.......(O×S)

大野『荷物もった、スマホもった、財布もった、鍵もった!』
『よし!行くか!』


手荷物の最終チェックをして家を出る。
一週間………………その間に翔くんに会えることを願って。


大野『待ってろよ、翔くん……………………』




ザァッ…ザァッ
大野『うぉー!懐かしい!』


今も変わらず高層ビルも立たずにどこを見ても一軒家が並ぶ地元はやっぱり落ち着くし安心する。

久しぶりに訪れたこの海も何も変わってない。翔くんに出会ったあの日と。


大野『やっぱ、来てねぇか………………』


砂浜を見渡しても人っ子一人見当たらない。
まぁ無理もないか……今は平日の真昼間だし…子供は学校だよな。


大野『相変わず……だよなぁ……』


ボソリと呟きながら砂浜にあの時のように足を踏み入れた…………

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