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第1章 一目惚れは永遠に.......(O×S)

太陽の逆光で彼の顔は半分光に照らされて見えなかったけど見えている半分の表情だけで分かる。

ふんわりと柔らかく……そして今にも消えてしまいそうなほど儚い笑顔で答えてくれた。


大野『櫻井翔……くん』

櫻井「ふふっ、うん」

大野『なんて呼んだらいいの?』

櫻井「貴方の呼びやすいように…♪」

大野『………しょ…くん…』

櫻井「ん?なんて言った?」

大野『翔くん!翔くんって呼ぶ』

櫻井「ふふっ、うん、じゃあ俺は………………」

「智くんって呼ぶね?」


少しおかしいイントネーションで「智くん」と呼ぶ彼はやっぱりどこか儚い

触れたら消えてしまいそうな……そんな感じ?


櫻井「智くん、今日は学校じゃないの?」

大野『…えっ?』

櫻井「だって智くんの服……それ制服だよね?」

大野『あ、あぁ……今日はサボった』

櫻井「あー!サボるなんてイケない人〜!笑」

大野『うっせ!ほっとけ!笑』

櫻井「ふふっ、ねぇ智くん…………」

大野『ん?』

櫻井「ここの海すっごく夜綺麗なんだよ?」

大野『夜?』

櫻井「うん。晴れた日は星が沢山見えてこの辺はビルとか明かりが少ないから邪魔するものも無くてすっごく綺麗なの!」


そう言う翔くんの目はまだ星が出ていないのにキラキラと星が映ってるように綺麗だった………………

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