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青空

第2章 1話



授業が終わった。

「お疲れぃ、菖」

「お疲れぃ、凛」

これもあたし達なりのあいさつ。

「あ、菖途中でエリンギに怒られてたでしょ??見たよー(笑)」

「見られたかぁ…。エリンギマジだるい…」

「あはは、ドンマイ!!!!じゃあ、彼氏待ってるから。バーい」

「バイバイ!!!!……さてと」

あたしも普段ならこのまま帰るところだが―。

頷いてしまったので渋々自転車置き場に行くことにした。


――頭の中にあのキレイな顔が焼き付いて仕方なかったから――

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