ノーパン喫茶
第9章 白スキニーの秘密
加藤「はぁ、今日は疲れた…」
彼女「もう帰ろう」
矢野「加藤」
加藤「あれっ、矢野?矢野一人?」
矢野「乃愛はあっち、観覧車に乗りたい
からって並んでるんだ」
加藤「へぇ」
彼女「ねぇ、私達も観覧車乗ろう」
加藤「そうだな、矢野、俺達も乗るから
お前も下川と一緒に乗れよ」
矢野「一緒に…」
乃愛と一緒に
願ってもないチャンスだった
観覧車は密室だし人目を気にせず話せる
色々、話したかったし
乗る事にした
加藤「すいません、大人二枚お願いしま
す」
店員「ありがとうございます」
矢野「…」
加藤「下川は?」
矢野「いない、もう乗ったのかもしれな
いから俺、ここで待ってるよ」
加藤「すれ違いになるかもしれないしな
じゃあ悪いけど…」
矢野「大丈夫、気にするなって」
数分で戻ったが列に乃愛の姿はなかった
もしかしたらもう乗ったのかも
すれ違いを避ける為
一人待つ事に
矢野「…」