ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第2章 童顔は男に縁もありません!
「ヒナ坊っ。お客さん引いたら中に入って手伝えよー」
「あ、はぁい」
私と小山さんが話している所にそう言って厨房から顔を出したのは、このpopoの店長の久保さんだ。
久保店長はこのおばちゃんばかりの職場で、唯一の男性スタッフ。
まぁ店長なんだから男性でも頷けるんだけど、なのに調理の腕も立つんだから正直にスゴいと思う。
年は40代半ばなのに結婚はしてなくて、親と同居しているらしいのはおばちゃんたちの会話から聞こえた情報。
そしてそんな久保店長にさえも、私は「ヒナ坊」呼ばわりなんだから笑うしかないって感じだ。
「また久保店長は!ホント若い子には優しい言い方ね。
あたしらにはヤレ!ってヒドく言う癖にっ」
「ババァはすぐひがむな。
はいはい、小山も手伝ってね~」
そんな小山さんと久保店長のやりとりに、私は「あはは…」と苦笑いした。
小山さんがババァなら確かに私は若い子だろうけど、でも一応私はアラサーなんですよー。
まぁ頭じゃわかっていても、きっとみんなそんな風に思ってなんかいないんだろうけど。
「あ、はぁい」
私と小山さんが話している所にそう言って厨房から顔を出したのは、このpopoの店長の久保さんだ。
久保店長はこのおばちゃんばかりの職場で、唯一の男性スタッフ。
まぁ店長なんだから男性でも頷けるんだけど、なのに調理の腕も立つんだから正直にスゴいと思う。
年は40代半ばなのに結婚はしてなくて、親と同居しているらしいのはおばちゃんたちの会話から聞こえた情報。
そしてそんな久保店長にさえも、私は「ヒナ坊」呼ばわりなんだから笑うしかないって感じだ。
「また久保店長は!ホント若い子には優しい言い方ね。
あたしらにはヤレ!ってヒドく言う癖にっ」
「ババァはすぐひがむな。
はいはい、小山も手伝ってね~」
そんな小山さんと久保店長のやりとりに、私は「あはは…」と苦笑いした。
小山さんがババァなら確かに私は若い子だろうけど、でも一応私はアラサーなんですよー。
まぁ頭じゃわかっていても、きっとみんなそんな風に思ってなんかいないんだろうけど。