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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第10章 そんな軽く、2回目の約束ですか!

今日もいつも通り、私は内緒で作っておいた例のリンゴサラダを持ってくると、それも併せて一緒に会計をした。



「いつもサンキュ」


「いいえ。
だけど…そろそろ飽きてくるんじゃありません?
毎日毎日同じサラダですよ?」



でもそれ言ったら、毎日毎日同じうちの惣菜食べてて飽きません?って話になるわけだけど。


それに、お客さんの方から好きで買ってくれるんだから、そんな事を言っちゃあ失礼かな。




「まさかぁ。
本当に美味いものは、毎日食っても飽きないんだよ」


「なら、いいですけどね…っ」



て言うかぁ!

そんな、本当に美味いだなんて面と向かって言われると、照れちゃうよぉ//


あー、いけない。
嬉しくて口元が緩んじゃうぅっ



「そ そうだ!
今日はいつもより来る時間が早いですねっ
学校が終わるの早かったんでしょうか?」



バーコードを通した惣菜をレジ袋に入れながら、私は話題を変えてごまかす事にした。



だってこんな事で喜んじゃったら、何か恥ずかしいじゃない!

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