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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第14章 また1つ、年を取りました!

「ヒナちゃん、お客さんの期待に応えたい気持ちは大事だけど、過剰なサービスはクレームのもとなのよ」


「小山さん…」



いつも久保店長と冗談言ったりしてるイメージの多かった小山さんだけど、今だけは副店長だという事を思い出してしまう。



「こういう事は久保店長が決める事だからね。
それに、ヒナちゃんはそんな事しなくても、接客の方で十分気持ちのいい対応できるでしょ」


「…はい。
気を付けます」



久保店長も小山さんも、私を責める事はしなかった。

だからこそ私は自分のした事に、大人な対応ができていなかったなと反省した。

うん、ホント気を付けなきゃだ。




だけど…、それにしてもあのリンゴサラダ。

一体どうやって誰の手に渡っちゃったんだろう。

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