ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第14章 また1つ、年を取りました!
「普通のサラダって、リンゴ入ってない奴の事?」
「そうそう。
私ったら、間違ってリンゴ入りの方を陳列しちゃったみたいなの。
だから、慎吾くんの方に普通のサラダを渡しちゃったよね。言ってくれたら良かったのに」
惣菜に対するクレームは、過去にも何件かあった。
やれ野菜が炒めすぎだの、揚げ物が潰れているだの。
時には、それは屁理屈じゃないですかってものさえもあった。
その度に頭を深く下げて謝罪したものだったけど、今回のリンゴサラダに関してはそこまで大袈裟な話にならなくてすんだからホッとしたものだ。
一体どのお客さんが買って帰っちゃったかはわからないけれど、でもいつも食べてるサラダに急にリンゴが入ってたわけだから、さぞビックリしたろうなぁ。
「んー?
ひながリンゴサラダって言って持ってきてくれた奴だろ?
それなら、ちゃんとリンゴ入ってたよ」
「…え?」
「甘くて絶品だから、毎日でもイケたよ。
これは、オヤジもお墨付きだしね」
それって、慎吾くんに渡したものは、みんなリンゴが入ってたって事?
でも久保店長の話じゃあ、リンゴの入ったサラダを誰か買って行ったお客さんがいる筈なんだけどなぁ…。
「そうそう。
私ったら、間違ってリンゴ入りの方を陳列しちゃったみたいなの。
だから、慎吾くんの方に普通のサラダを渡しちゃったよね。言ってくれたら良かったのに」
惣菜に対するクレームは、過去にも何件かあった。
やれ野菜が炒めすぎだの、揚げ物が潰れているだの。
時には、それは屁理屈じゃないですかってものさえもあった。
その度に頭を深く下げて謝罪したものだったけど、今回のリンゴサラダに関してはそこまで大袈裟な話にならなくてすんだからホッとしたものだ。
一体どのお客さんが買って帰っちゃったかはわからないけれど、でもいつも食べてるサラダに急にリンゴが入ってたわけだから、さぞビックリしたろうなぁ。
「んー?
ひながリンゴサラダって言って持ってきてくれた奴だろ?
それなら、ちゃんとリンゴ入ってたよ」
「…え?」
「甘くて絶品だから、毎日でもイケたよ。
これは、オヤジもお墨付きだしね」
それって、慎吾くんに渡したものは、みんなリンゴが入ってたって事?
でも久保店長の話じゃあ、リンゴの入ったサラダを誰か買って行ったお客さんがいる筈なんだけどなぁ…。