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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第14章 また1つ、年を取りました!

「ね、それがどうかしたの?」


「…あ、うぅん。
何でもないのっ」



…おかしいなぁ。

初めに1つだけを作って冷蔵庫に隠してたのに。

そもそも陳列の方に紛れちゃったのが、私の中でも不思議な話なのだ。




「…まいっか。
さて、サラダはできたから、次はそろそろからあげを揚げとこうかなぁ」



マヨネーズや塩コショウを混ぜたリンゴサラダをお皿に盛りつけると、私はラップをかけて冷蔵庫に入れて冷やした。

代わりに味をつけていた鶏肉の入ったボウルを取り出すと、今度は油鍋の火を点けようとガスコンロの前に行こうとした。



「ひな、まだすぐ食べるわけじゃないから、それは後でもいいよ。
それよりさ…」


「ん?」



グイッと腕を掴まれたかと思ったら、私は身体を引き寄せられた。

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