ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第19章 協力したいって、思ってるんです!
いつも見るスーツ姿とは違い、でも落ち着いたグレーのシャツを着て何かの雑誌をパラパラとめくって見ている姿は、いつもと雰囲気が変わらない。
「…イチゴバラさんっ」
「えっ!
…あぁ、妹尾さん!」
私の呼びかけに最初は驚いたみたいだけど、すぐにあの優しい笑みを見せて応えてくれた。
昨日あんな事があったばかりの今日なので、ちょっぴりまだ動揺しちゃってる所があるんだけど。
でも見かけておいて無視する気にはなれず、且つ、今日は私が休みとも知らないで店の方に来ると言ってたので教えといてあげた方がいいかなと思ったのだ。
「もしかして、イチゴバラさん今日はお休みの日ですか?」
今日は日曜日だし、いくら休日出勤さえも余儀なくされてる日があるからって、こんな時間に普段着で本屋さんとかいないよね。
「えぇ、お陰様で久し振りの休みですよ」
「わぁ、それは良かったですね!」
毎日ずっと夜遅くまで仕事三昧のイチゴバラさんだけど、やっとの休日にゆっくり休めてる様子を目の当たりにできたのは私も嬉しかったりするよ。
「…イチゴバラさんっ」
「えっ!
…あぁ、妹尾さん!」
私の呼びかけに最初は驚いたみたいだけど、すぐにあの優しい笑みを見せて応えてくれた。
昨日あんな事があったばかりの今日なので、ちょっぴりまだ動揺しちゃってる所があるんだけど。
でも見かけておいて無視する気にはなれず、且つ、今日は私が休みとも知らないで店の方に来ると言ってたので教えといてあげた方がいいかなと思ったのだ。
「もしかして、イチゴバラさん今日はお休みの日ですか?」
今日は日曜日だし、いくら休日出勤さえも余儀なくされてる日があるからって、こんな時間に普段着で本屋さんとかいないよね。
「えぇ、お陰様で久し振りの休みですよ」
「わぁ、それは良かったですね!」
毎日ずっと夜遅くまで仕事三昧のイチゴバラさんだけど、やっとの休日にゆっくり休めてる様子を目の当たりにできたのは私も嬉しかったりするよ。