ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第19章 協力したいって、思ってるんです!
「よし、じゃあついでに、一緒に買い物も行きましょう!」
そんなわけで。
私たちは本屋さんを出ると、一緒に近くのスーパーへと向かった。
…そこのスーパーは、前に慎吾くんと一緒に買い出しに行ったとこだね。
「…そうだ、妹尾さん。
もう1つ、教えて欲しい事があるんですけど」
「はい?
何でしょう」
エアコンの効いた本屋さんでやっと引いた汗も、また炎天下に出て歩くと再び滝のようにかいちゃう。
私は日除けのつもりで手を額に付けながら、隣を歩くイチゴバラさんの方へと向き耳を傾けた。
「妹尾さんとこのお店で売ってる、あのサラダ。
作り方を訊いてもいいでしょうか」
「あぁ!はい、いいですよ。
…本当はナイショですけどね。
でもイチゴバラさん、うちのサラダなんて好きなんですか?」
「ええ、子どもも好きだし、僕も大好物なんです」
「わぁ、嬉しい!」
どちらかと言うと、サラダなんて女性が好んで食べる事の方が多いかな。
なのに、慎吾くんの時もそうだったし、イチゴバラさんにも好きって言ってもらっちゃった。
自分が作ってるものを好きって面と向かって言われるの、やっぱり嬉しいなぁ。
そんなわけで。
私たちは本屋さんを出ると、一緒に近くのスーパーへと向かった。
…そこのスーパーは、前に慎吾くんと一緒に買い出しに行ったとこだね。
「…そうだ、妹尾さん。
もう1つ、教えて欲しい事があるんですけど」
「はい?
何でしょう」
エアコンの効いた本屋さんでやっと引いた汗も、また炎天下に出て歩くと再び滝のようにかいちゃう。
私は日除けのつもりで手を額に付けながら、隣を歩くイチゴバラさんの方へと向き耳を傾けた。
「妹尾さんとこのお店で売ってる、あのサラダ。
作り方を訊いてもいいでしょうか」
「あぁ!はい、いいですよ。
…本当はナイショですけどね。
でもイチゴバラさん、うちのサラダなんて好きなんですか?」
「ええ、子どもも好きだし、僕も大好物なんです」
「わぁ、嬉しい!」
どちらかと言うと、サラダなんて女性が好んで食べる事の方が多いかな。
なのに、慎吾くんの時もそうだったし、イチゴバラさんにも好きって言ってもらっちゃった。
自分が作ってるものを好きって面と向かって言われるの、やっぱり嬉しいなぁ。