ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第3章 やっぱり、イマドキの若いもんはぁ!
夕方も17時くらいになると、いよいよ夕飯のおかずを求めて主に主婦の方たちがお店に増えてくる。
コロッケやフライなんかは業者から仕入れた冷凍ものだけど、サラダや煮物 和え物なんかは、うちの完全な手作り。
マニュアルはもちろんあるんだけど、コレは!というアイデアがあればオリジナルの惣菜だって出す事もある。
もちろん、店長の確認は必須だけど。
今日もそんな久保店長オリジナルの、鯖を揚げて甘辛い特製タレで煮からめた…なんちゃら料理が陳列されている。
「料理は難しく考えず、センスで作る!」が久保店長の理念らしく、そんな事を言うだけあって実際作るものには「ほぉ…」と感心させらせるものが多い。
そんな私はと言うと、ここに勤めるまでは家で料理なんてした事はなかった。
母は目は悪くとも料理自体は何とか出来ていたし、それが当たり前のように私も育ってきたから、思い切り母に甘えてばかりいたわけだ。
だけど早く楽をさせたい気持ちはあったので、高校卒業してすぐここに就職し、それから私は料理というものに携わるようになったという。
つまり、私はここに来て仕事をしながら、逆に料理の勉強もしている事になっているのだ。
コロッケやフライなんかは業者から仕入れた冷凍ものだけど、サラダや煮物 和え物なんかは、うちの完全な手作り。
マニュアルはもちろんあるんだけど、コレは!というアイデアがあればオリジナルの惣菜だって出す事もある。
もちろん、店長の確認は必須だけど。
今日もそんな久保店長オリジナルの、鯖を揚げて甘辛い特製タレで煮からめた…なんちゃら料理が陳列されている。
「料理は難しく考えず、センスで作る!」が久保店長の理念らしく、そんな事を言うだけあって実際作るものには「ほぉ…」と感心させらせるものが多い。
そんな私はと言うと、ここに勤めるまでは家で料理なんてした事はなかった。
母は目は悪くとも料理自体は何とか出来ていたし、それが当たり前のように私も育ってきたから、思い切り母に甘えてばかりいたわけだ。
だけど早く楽をさせたい気持ちはあったので、高校卒業してすぐここに就職し、それから私は料理というものに携わるようになったという。
つまり、私はここに来て仕事をしながら、逆に料理の勉強もしている事になっているのだ。