ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第20章 やっぱり年相応って、大事なんです!
「はぁ…」
怒涛のようなピーク対応も終わると、一気に気が抜けて疲れを感じてしまう。
この仕事だけじゃあないとは思うんだけど。
さっきまであんなに人でごった返していたのに、ピークが過ぎた途端に静まり返っちゃうのは何でだろう。
もっとまばらに来てくれたら、お客さんも会計を長く待たずに済むのになぁ。
「ヒナ坊!
レジ落ち着いたら、陳列棚の整理しろよー!」
「あっ、はぁい」
おっとっと。
だからって休んでる暇はないもんね。
忙しさのあまり時間が経つのが早く感じるのは嬉しいんだけど、でも終わるまで気は抜いちゃダメだよね。
「えーっと、今日は揚げ物がよく売れたなぁ。
後は、焼きそばとチキン南蛮と…」
「こんばんは、妹尾さん」
「わっ、イチゴバラさん!
こんばんはーっ」
隙間のできた陳列棚を埋めるように、私が腰を屈めて残った惣菜を並べ替えていると。
そんな私の目線に合わせて、腰を屈めながらイチゴバラさんが私に声をかけてくれたのだ。
怒涛のようなピーク対応も終わると、一気に気が抜けて疲れを感じてしまう。
この仕事だけじゃあないとは思うんだけど。
さっきまであんなに人でごった返していたのに、ピークが過ぎた途端に静まり返っちゃうのは何でだろう。
もっとまばらに来てくれたら、お客さんも会計を長く待たずに済むのになぁ。
「ヒナ坊!
レジ落ち着いたら、陳列棚の整理しろよー!」
「あっ、はぁい」
おっとっと。
だからって休んでる暇はないもんね。
忙しさのあまり時間が経つのが早く感じるのは嬉しいんだけど、でも終わるまで気は抜いちゃダメだよね。
「えーっと、今日は揚げ物がよく売れたなぁ。
後は、焼きそばとチキン南蛮と…」
「こんばんは、妹尾さん」
「わっ、イチゴバラさん!
こんばんはーっ」
隙間のできた陳列棚を埋めるように、私が腰を屈めて残った惣菜を並べ替えていると。
そんな私の目線に合わせて、腰を屈めながらイチゴバラさんが私に声をかけてくれたのだ。