ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第20章 やっぱり年相応って、大事なんです!
残り僅かとなってきた陳列棚の惣菜たち。
そこからイチゴバラさんは焼きそばを1つ取ってカウンターに持ってきたので、私もそれに合わせてレジの前にと立った。
「あの後、どうでした?
手作り料理は、上手くいきましたか?」
焼きそばについたバーコードをリーダーに通しながら、私は気になっていた昨日の事をイチゴバラさんに訊いた。
「あぁ、やっぱり不器用な男の料理ですからね。
見た目は悪かったですが、まぁ腹に入れば同じってとこでしたよ」
「あはっ
でも息子さんも、きっと喜ばれたでしょ!」
「んー。
でもやっぱり、サラダはここの店の方がいいみたいです」
支度を6時間前から始めると言ってただけあって、思ったような料理はできなかったのかなぁ?
だけど、いつも仕事で忙しいお父さんが手作りした料理だもの、息子さんは喜んだと思うよ。
「…そうだ、昨日訊こうと思ったのに忘れてたんですけどね」
「はい、何でしょう」
焼きそばのお代を頂くと、私はレジを打ってお釣りを出した。
それをキャッシュトレーに入れると、レシートも一緒に添えた。
「ここのおかず屋さんでは、リンゴサラダって売ってませんよねぇ。
以前何回か食べたと思うのですが、また食べたくてね」
「…………………え?」
そこからイチゴバラさんは焼きそばを1つ取ってカウンターに持ってきたので、私もそれに合わせてレジの前にと立った。
「あの後、どうでした?
手作り料理は、上手くいきましたか?」
焼きそばについたバーコードをリーダーに通しながら、私は気になっていた昨日の事をイチゴバラさんに訊いた。
「あぁ、やっぱり不器用な男の料理ですからね。
見た目は悪かったですが、まぁ腹に入れば同じってとこでしたよ」
「あはっ
でも息子さんも、きっと喜ばれたでしょ!」
「んー。
でもやっぱり、サラダはここの店の方がいいみたいです」
支度を6時間前から始めると言ってただけあって、思ったような料理はできなかったのかなぁ?
だけど、いつも仕事で忙しいお父さんが手作りした料理だもの、息子さんは喜んだと思うよ。
「…そうだ、昨日訊こうと思ったのに忘れてたんですけどね」
「はい、何でしょう」
焼きそばのお代を頂くと、私はレジを打ってお釣りを出した。
それをキャッシュトレーに入れると、レシートも一緒に添えた。
「ここのおかず屋さんでは、リンゴサラダって売ってませんよねぇ。
以前何回か食べたと思うのですが、また食べたくてね」
「…………………え?」