ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第20章 やっぱり年相応って、大事なんです!
会計の済んだ焼きそばを、レジ袋に入れる手が止まってしまった。
ありえない人からありえない話が出てきたので、一瞬思考が停止状態になっちゃったんだ。
「あれは、いつもここで売ってるサラダにリンゴが入ってるだけなんでしょうか。
フルーツとサラダの組み合わせって、案外相性良いんですね」
「…ぁ…そう ですね」
以前私が仕事休みの日に、リンゴサラダについて訊いてきたお客さんがいるって聞いたけど…。
それって、イチゴバラさんの事だったんだ!
イチゴバラさんもたくさん買ってくれてた頃から、その中の1つにサラダを選んでくれていたなぁ。
だからきっとその日も、間違って陳列しちゃったリンゴサラダを何も知らないで買っちゃったんだ。
「…以前ちょっとだけ販売してたんですけど、今はリンゴ入りはないんです。
でもリンゴの入ったサラダ、美味しいですよね」
「えぇ。
次の機会では、是非リンゴを入れて作ってみようと思います」
「あはっ
楽しみですね」
私の勝手な行動で招いた誤解で、店だけじゃないイチゴバラさんにまで迷惑かけちゃったんだね。
もう軽はずみな気持ちで仕事はしないよう、気を付けなきゃ。
…だけど…そんな何回も間違えて陳列しちゃったかなぁ……。
ありえない人からありえない話が出てきたので、一瞬思考が停止状態になっちゃったんだ。
「あれは、いつもここで売ってるサラダにリンゴが入ってるだけなんでしょうか。
フルーツとサラダの組み合わせって、案外相性良いんですね」
「…ぁ…そう ですね」
以前私が仕事休みの日に、リンゴサラダについて訊いてきたお客さんがいるって聞いたけど…。
それって、イチゴバラさんの事だったんだ!
イチゴバラさんもたくさん買ってくれてた頃から、その中の1つにサラダを選んでくれていたなぁ。
だからきっとその日も、間違って陳列しちゃったリンゴサラダを何も知らないで買っちゃったんだ。
「…以前ちょっとだけ販売してたんですけど、今はリンゴ入りはないんです。
でもリンゴの入ったサラダ、美味しいですよね」
「えぇ。
次の機会では、是非リンゴを入れて作ってみようと思います」
「あはっ
楽しみですね」
私の勝手な行動で招いた誤解で、店だけじゃないイチゴバラさんにまで迷惑かけちゃったんだね。
もう軽はずみな気持ちで仕事はしないよう、気を付けなきゃ。
…だけど…そんな何回も間違えて陳列しちゃったかなぁ……。