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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第23章 現実の為なら、理想も捨てなきゃダメなんだ!

───ピンポー…


「いらっしゃい、ひなぁ!」


「ひゃあぁっ!」



まだインターフォンから指を離す前だというのに。

間髪入れずに、バンと大きくドアを開けて飛び出してきたのは慎吾くんだった。




「ひなぁ、待ってたよ」


「ゃっ、ちょっとぉ!////」



ここがまだ外だという事もお構いなしに、出て来た途端に私の胸に抱き付いてきた慎吾くん。



もぉ!
玄関先でこんな事をしてる所を誰かに見られたら恥ずかしいとか、思わないのっ!?///

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