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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第25章 ケジメ、つけちゃいました…!

「ひなぁ、俺待ってたよぉ」


「こ こらぁっ///
もぉダメだってばぁ!」


昨日と同じようにいきなり飛びかかって来たかと思ったら、私の胸に顔を埋めるようにギュッと抱き付いてきた慎吾くん。


単にふざけて、じゃれついてるだけのつもりかもしれないけど、ダメなものはダメなんだからね!



「慎吾くん!
そんな事より、私のケータイを返してよっ
あれないと、本当に困るんだよっ」


「えー?
なんだ、もうバレちゃったの?」


もうバレちゃっただなんて!
やっぱりそのつもりで隠しちゃったんだわっ


罪の意識もないような、ケロッとした顔で言ってくれちゃって。
私の気持ち、全然わかってないんだからぁ!




「ひなのケータイなら、いつも俺たちがニャンニャンしてるソファにあるよ?」


「っ!/////
と 取ってきてよっ」


「ヤだよ。ひなが自分で取りに行きなよ。
俺もう隠したりしないから」


「……………っ」



絶対、わざと誘ってるんだ。
だけど、もうその手には乗らないんだからねっ



「お おじゃまします!」


私は慎吾くんの腕から離れると、構えながら中へ上がった。

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