ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第26章 どうしていいか、わからないんです!
少しした後、ケータイを持った盆子原さんがテーブルにと戻ってきた。
「…どうでした?」
「それが…通じないんですよ。
まさか今に限って充電切れしたなんて事もないと思うんですが…」
ケータイが、通じない。
それってつまり、電源を切ってる…って事だよね。
やっぱり慎吾くんは私と盆子原さんの関係に気付いて、それで今日も来ないつもりなんだ…!
「…仕方がありません。
ちょっと心配ですが、僕たちだけでも先に食事しましょうか。
慎吾も時々気まぐれ起こす事がありますので…
…ん?」
と、その時。
ピリリ ピリリ と、盆子原さんの手に持つケータイから電子音が鳴り響いた。
「…どうでした?」
「それが…通じないんですよ。
まさか今に限って充電切れしたなんて事もないと思うんですが…」
ケータイが、通じない。
それってつまり、電源を切ってる…って事だよね。
やっぱり慎吾くんは私と盆子原さんの関係に気付いて、それで今日も来ないつもりなんだ…!
「…仕方がありません。
ちょっと心配ですが、僕たちだけでも先に食事しましょうか。
慎吾も時々気まぐれ起こす事がありますので…
…ん?」
と、その時。
ピリリ ピリリ と、盆子原さんの手に持つケータイから電子音が鳴り響いた。