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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第29章 本物の愛、見つけました!

「……………ひゃっ//」



急に胸元に感じた動きに、私はくすぐったくなって慎吾くんから離れた。



(い 今なんか、動いたような────っ)




「あれー?もうおしまい?
ちょー気持ちよかったんだけど」


「し し 慎吾くん!?////」



いくら眠っていたとは言え、顔を抱きしめたりなんかしたらビックリして起きちゃうよねっ

だけど、だけどぉ!!




「ほら、早くっ
もう一回やってよ、おっぱい顔にムギューって」


「ゃ…っ、ダメっ//
もうダメなのぉーっ!!」




せっかくこのまま姿を消そうと思ってたのに。

私が変な事しちゃったから、おかしな話になっちゃったかもーっ//



「わ 私、もう帰るからっ//
元気でね、慎吾くん!」


「ヤだよ。
もっと俺と一緒にいてよ、ひなぁ?」


「え………………?」




懐かしいその呼び方に、何だか信じられないような気持ちになって振り返った。



今、なんて─────?

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