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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第32章 あれから7年、経ちました…!(オマケ)

「ひなぁ、ご飯の用意はまだいいからさぁ。
それよりも…っ」


「ゎ…っ//」



ギュウッと抱きしめてきた慎吾くんが、鼻を私の髪に埋めた。


このパターン、もしかして…!




「てゆーか、ひなの髪いいニオイ」


「や 安物のシャンプーだよぉっ」


「俺んとこの店で使ってる奴よりも、ずっといいニオイだよ。
だからきっと、これはひなのニオイだよね」


「そう…なのかなぁ…//」



慎吾くんと出会ってから7年が経っちゃったわけだけど、今やすっかり立派な理容師さんだもんね。


あの時は何だかチャランポランしてる感じもあったんだけど、高校を卒業して理容専門学校に進んだのにはビックリしたよぉ。


しかも、どうして美容師じゃなく理容師になろうとしたのか訊いたら、「美容師の方が寿命が短いから」だって。


私にはわかんないけど、でもちゃんと先の事まで考えてたんだって、感心しちゃったんだからっ

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