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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第32章 あれから7年、経ちました…!(オマケ)

「ひなぁ。
ね、……………いい?」


「な なに、が…っ?//」



ギュウッとくっついては私の顔を見上げてくる慎吾くんに、恥ずかしくってわざととぼけたフリをする。

でも本当は、既に胸は熱くドキドキしちゃってるの。



「ひなってばぁ!何って言わなくてもわかるだろ?
ほら、ひなのニオイ嗅いじゃったら、お腹空いちゃったの」


「う うんっ///」


「だからさ。
…食べてもいい?ひなの事」


「───────っ///」



慎吾くんに食べられちゃうのは珍しい話でもなければ、特別久し振りだというわけでもない。

だけどこうやって抱きしめられながら顔を寄せて訊かれると、やっぱりドキドキ緊張しちゃうのだ。


だってそれはやっぱり、慎吾くんの事をスゴくスゴく好きなんだからって思うんだぁ。

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