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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第32章 あれから7年、経ちました…!(オマケ)

うたた寝から目を覚ますと、さっきまで見ていたのが夢だとようやく頭の中で整理できた。



それにしても…私が慎吾くんとの三つ子ちゃんを生んじゃってたなんて、ものすごい話だなぁ。

ついこの前テレビで三つ子ちゃんだとか六つ子ちゃんのリアルな生活を見たけど、多分その影響なのかもしれないな。


結婚とかまだピンと来ないんだけど、慎吾くんもようやく高校を卒業して、理容師になる為の理容専門学校に行くようになったわけだし。

いつかは…そんな家庭が築けたらいいなって、思わなくもないよ。




「あ、えっとね。
カレーならもう出来てるんだぁ。
リンゴサラダも、冷蔵庫に入れてるよ」


私はカレーのお鍋に火をいれようと、ソファから下りて立ち上がろうとした。

が、その腕をギュッと慎吾くんに握られて、私の身体はソファへと戻されてしまった。

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