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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第32章 あれから7年、経ちました…!(オマケ)

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突然慎吾くんのケータイが鳴りだしたので、せっかくのオトナな雰囲気がフッと途切れてしまった。


何だ残念…と思いつつも、その着信音に気付いてるハズの慎吾くんもケータイに出ようとしない。



「慎吾くん、鳴ってるよ」


「わかってるよ。でもそんなの後。
今は、早くひなを食べちゃいたいんだから」



そう言って、慎吾くんは鳴り続けるケータイをポケットから出して床にポンと置いた。


それからまた私の身体に乗っかると、着ているTシャツに手を伸ばし、まくり上げる。



「だ 大事な電話かもしれないよっ
先に確認だけでもした方が…っ」


「んーっ
もう、ひなはマジメだなぁ」



本当は私も、電話よりも早く続きがしたい。

なんてそんな事、大人なんだからダメだよね。



私の言葉に、しぶしぶ落としたケータイを拾った慎吾くん。

パカッと開いてディスプレイを見ると、やっぱり出た方がいい事がわかったようだ。



「あれ、オヤジ?
もしかして……っ」

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