【参加型小説・連鎖の尻尾】
第3章 身近な怪談
「だよなぁ~!で、ついつい――――少年4人が水難事故にあったって言う川…探しちゃったよ!」
「は?マジで」
「マジで!」
白馬は煌太と違って怪奇現象の謎を解くのも好きなオカルトマニアだったことを、そのどや顔で思い出す。
「サイトの管理人さんが…“検索お勧めしません”って言ってただろ?大丈夫なのか?」
白馬は煌太のビビっている顔を見てニヤニヤ笑う。
「煌太って本当にオカルトマニアなのか?そんなにビビりであのサイトも実は怖くて毎回チビってたりして!」
いたずらに股間を撫でられ煌太は「バカ!やめろって!」と、大きく飛び退いた。
確かに人よりビビりな煌太がオカルトマニアと言うのは若干可笑しい気もする。