【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
「ペガサスさん、どこ情報ですか?」
白馬はペガサスの電話の相手を勘繰りながらもその話題に入ろうと電話中にも関わらず質問する。
「――――知り合いの記者だ…、今…熊田のアパートは警察やマスコミでごった返してるみたいだから…近くなら様子を見てくれって…」
「ペガサスさん…記者のパリシみたいなこともするんすね~…」
白馬がペガサスの記者位置にポツリと嫌味を言いながら、「なら、急ぎましょ!」と、二人を急かしながら歩き出した。
「んっだよ!そのシラケた目は、弱小オカルトルポライターで食っていけるわけねぇ~だろ!色々やらんと、生きていけねぇ~の!」
通話を終えた携帯を無造作にポケットにしまうとペガサスはいたずらっ子見たいに自分のを笑う白馬に強めのいいわけをする。