【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
しかし、その間も…煌太は頭の先がザワザワしていて…気分が悪い。
「おお~…さすが、警戒“鳥”ちゃんが騒いでるねぇ…そう~………それは君に感謝だね…」
ペガサスは不安そうにする煌太に“感謝だね”と言った。
「感謝――――?あれ?もしかして“鳥”暴れてますか?」
煌太は頭のゾワゾワする先を指差し、ペガサスに聞いた。
すると、
「そ――――…助かった」
そう言って歩き出す。
何が“助かった”のか検討もつかない煌太は不安な気持ちのまま二人の後を追った。
数分歩くと――――…やけに人の声が聞こえ…ざわついている事がわかる。
「あそこ――――…熊田のアパートだな」
白馬が指差す場所は何どか資料で見た、熊田のアパートだった。