【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
「はあ!?熊田の…霊?」
煌太は驚き擦っていた白馬の背中を前にグイッと押していた!
「イタタタタタ!――――煌太!痛い!」
煌太は軽く謝ると再びペガサスに話を戻す。
「な――――…なんで…熊田の霊だって分かったんですか?透視能力ですか?」
オカルト好きな煌太はペガサスの新たな能力の解禁にワクワク顔を見せた。
「期待しているところ…申し訳ないが…
窓越しに…見てんだよねぇ…スッゴい顔して――――熊田 千秋が…」
そう言うとペガサスは熊田の部屋を指差した。
確かに、指差された場所は熊田部屋だが煌太と白馬にはアパートの窓しか見なかった。
「今も、凄い――――顔で…見て…ます?」
煌太はビビりながその窓を眺めるが、白馬はさっきの不調などお構い無しに目を凝らして見ている。