【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
「あっ、な…なんか、〇〇病院で火災があったらしく…そこに向かう道は渋滞…だって――――抜け道を探しますので…」
「ちょっ、高田さん大丈夫ですか!?」
煌太の胃がキリキリと再び痛みだした。
「いま、連絡する――――!」
ペガサスはスマホを取り出し高田に電話をかける!
「――――あっ、病院ってあっちっすよね?あれ――――煙っすか?」
前を覗くように見ていた白馬が指をさす!
すると、白馬が指をさした遠い空の辺りに灰色の立ち上がる煙が見える!
明らかに雲とは違う――――異様な煙の色と形に、ペガサスの手が世話しなくスマホをタップする!
「――――くそ!早くでろ!」
ペガサスの言い方から…呼び出しコールが何度も繰り返していると推測できた。