【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
しかし、いくら鳴っても出る気配のない高田の携帯に――――…
ペガサスはタクシーを飛びだした!
「ペガサスさん!――――ちょっと!」
走り出すペガサスに慌てた二人も立ち往生するタクシーから出る!
「裏道を走っていきますので!ここで降ります!これ、代金――――!」
白馬はすでに見えなくなったペガサスの向かった方向を確認しながらタクシーに万札を置いた!
「ちょっ!多い!」
「心付込みってやつです!ほら、煌太行くぞ!」
白馬は少し顔色の悪い煌太の腕を掴み走り出した!
「うゎ!待てって――――って、引っ張るな自分で走れる!」
煌太は胃がキリキリと痛んだがペガサスと白馬の勢いに押され痛がっている場合ではなくなっていた!