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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第6章 新たな事件と謎


「ほら、救急車の前――――…」


白馬の指さす方に、微かだがペガサスの姿をとらえる。


が、再び人だかりに姿が隠れる。


「!くそ、見えなくなった!」


白馬は再び見えなくなったペガサスを探すように身を乗り出す。


その間も病院からは炎が上がり、煙に巻かれた患者や医療関係者が止めどなく溢れ始めた。


病院の周りも規制線がはられ更に病院には近づくことが困難になった。


煌太と白馬は野次馬に紛れながら燃えていく病院を見ていた。


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