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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第6章 新たな事件と謎


その頃になると…最初は、チリチリと痛んでいた煌太の胃痛はすっかり無くなっていた。


「お、おい――――!あの火事で犠牲者が出たらしいぞ…二人!煙を吸って搬送されたらしい……」


「二人――――…意外に少ないな…こんな病院で火災っていったら大量の犠牲者が出ると思うんだけど」


「今のところ!二人――――って言ってた…増える可能性はある!」


へぇ~…と、白馬の言葉を聞き流そうとした煌太だったが白馬は喰い下がる!



「その、最初の犠牲者――――…ここに出入りしていた清掃員の格好をしてたって…言ってた!」



「は?――――清掃員?」



「そう…なんか――――怖くないか?さっきのおばちゃんが言っていた…患者にイタズラしていた…清掃員だったりして…」



煌太は少し怖くなった――――…


もし、イタズラしていた清掃員だとしたら…


都合がよすぎる!?――――と…



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