【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
煌太の微妙な演技と白馬の的確な誘導で規制の中には入れたが、現場は本物のパニック状態!
何人もの人々が担架で運ばれ、応援で来ていた救急車にどんどん運ばれ行く!
「白馬、高田さんを――――ペガサスさんを探せ!二人は絶対一緒だ!」
規制線の向こう側はまさしく戦場のような慌ただしさだった!
何人もの人間が燃え盛る建物の中から這い出るように外にでては「まだ、中に人が!」と、叫ぶ!
「高田さ――――ん!」
煌太と白馬は手当たり次第に白衣の長身の男性を掴まえては顔を確認する!
すると――――…遠くの方で…微かに聞き覚えのある声がした!
「煌太――――あっち!」