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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第6章 新たな事件と謎


白馬が救急車の影を指差す!

そこには、何人もの運ばれた人達が搬送を待つように溢れていた!


そのなかで――――!



「七海(ななみ)!七海――――しっかりしろ!」


と、ペガサスさんの叫ぶ声がする!



煌太と白馬は人達の間を縫うように抜けると!声のする方へと雪崩れるように駆け込んだ!


――――と、そこには何にもの人々が地べたに寝かされ!


応急処置をされていた…


その中に――――…


横たわる白衣を着た男性に何度も声をかけ蘇生行為をする――――ペガサスの姿があった!


「七海!――――七海!フー…ハァ!フゥー!」



何度も横たわる男性の唇に自分の唇を押しあて――――…息を流し込む!



一瞬ドキッとした二人だったが、人工呼吸だとすぐに把握した!


それもそのはず――――ペガサスだけではなかったからだ…他の横たわる救助者に他の医療関係者がペガサスと同じように蘇生処置をしていたからだ!


そこは、煙を吸い呼吸が困難になり苦しんでいる救助者が集められ処置を行われていた場所だった!



「ペガサスさん!高田さん――――!」



やっと見つけた二人は、煙で薄汚れ――――高田に至っては白衣がすでに清潔とはいえ言えないほど汚れていた!


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