【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
「七海――――!七海!フー、ハァ!フゥー、ハァ!七海!」
何度も声をかけ!唇を押しあてるペガサスのそばに二人はかけより、動かない高田に声をかける!
「高田さん!高田さん!」
「大丈夫です!大丈夫!高田さん!」
すると――――…
「ブッ――――ハッッァ!ハァハァ、ハァ
ハァハァ!」
新鮮な空気が肺にたまった煙を押し出したのか、高田は自力で呼吸を始めた!
「七海!――――なな…」
ペガサスは自発呼吸の苦しさに涙を流す高田を強く抱き締めた――――!
「高田さん!――――よかった!」
「……る…ぃ…」
咳き込む高田は強く抱き締めるペガサスに訳も分からず体を揺すられる!
そして、息苦しい中でも自分が助かったのだと認識し「類――――…さ…ん…」と、力なくではあるがペガサスの背に手を回した。
「とりあえず――――…ちゃんと見てもらえ!遅くなって申し訳ない…これ――――…”清め塩“…これを離すな!」
まだ、頭が朦朧としている高田にペガサスは清め塩を渡す!
すると、高田は「これ――――…」と、白衣から何かを取り出してペガサスに渡した!