【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
「これ――――…残りの清め…?」
ペガサスは高田から受け取った包みを見てハッと息を飲んだ!
「――――もっと…早く変えていれば……七海…」
「ゴッホ…ゴッホ……いいや…これがあったから…助かった……でないと…」
高田の言葉に煌太と白馬は周りの救助者を見る――――…
すると、応急措置もむなしく…動かなくなっている人が何人かそこにはいた…
「まさか……」
煌太は隣で悔しがる人の背中を見つめ青ざめる。
「俺――――救急隊つれてくる!」
白馬はその光景を見ないようにし、高田が助かったことを救急隊へ伝えに走った。
「///――――ハァ…ハァ…すまない、類に言われてたから…気を付けていたんだ…なのに」
「それ以上しゃべるな――――…お前が無事で良かった…
アイツは?成小坂は?」
すると、高田は首を力なく横に振る。
「――――分からない…すでに煙が充満していて……あそこのエリアに行けなかったんだ」