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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第3章 身近な怪談


早速車に乗り込んだ二人は、微妙なオカルト旅だが白馬の兄の車で快適なドライブとなっていた。


「さてと、場所はだいたい分かってるからいいんだけどさ――――…その“水難事故”調べてて分かったんだけどさ…」



車を運転しながら白馬は自分で纏めた資料を煌太に渡す。


「調べたのか?相変わらずマメだなぁ」


「まぁな、俺は怪奇現象や心霊現象の背景まで知りたくなるタイプのマニアだからな」



分かってはいたが…なかなか面倒臭い性格だと改めて感じた煌太だった。


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