【参加型小説・連鎖の尻尾】
第3章 身近な怪談
「で、その“水難事故”がどうした?」
「その記事によると、川に遊びに来ていた小学生4人が事故にあったってあるだろ?でも、本当は5人で遊びに行ってるんだよ!」
「5人?――――…そう言えば、“ニヤニヤ笑う4人は5人目と勘違いして”って、サイトの管理人が言っていたな?」
「そう、そうなんだよ!本当は5人で事故にあってるんだよ!」
白馬に言われ煌太は記事を見た!
しかし、記事には亡くなった少年は4人となっている。
しかも、当時の記事を見るとほとんどが事故で亡くなった4人の事ばかり書いていて、5人目の事には一切触れていなかった。
「本当に5人で来ていたのか?何処にも5人目の事は書いてないぞ?」
「そうなんだよ!――――でも、一社だけ…水難事故の3年後に小さい記事だが書いてるんだ!」