【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
「ったく、誰が近所のオッサンだ!」
「る――――、ぁ…浅沼さん…」
タイミングよく病室に入ってきたペガサスは白馬をギロっと睨む。
その後ろから、煌太が「高田さん――――大丈夫?」と、顔を覗かせた。
「煌太――――!そっちは大丈夫だったか!?」
白馬は煌太の姿にピョッンと立ちあがり側に行く。
席が空いたことによりベッド脇の椅子にはペガサスが座り眉を歪ませて高田を見た。
「///応急処置が良かったみたい……大事にはいたらなかったよ――――浅沼さんありがとう」
「素人の処置で申し訳なかった……でも、七海が無事で良かった…」
さっきまで緊張していたペガサスの顔が一瞬フワッと和らいだ。