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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第7章 噂と火事の謎


高田は火事の前に成小坂のいるフロアに重い雰囲気を感じていたらしく、気にしていた。


その矢先のボヤ騒ぎに…残りわずかな清め塩を握りしめフロアに様子を見に行った。


すると、作業をしていた清掃員が騒ぎながら煙の中から出てきて倒れた――――!


それから煙はあっという間にフロアを包み――――…患者や収容者を避難させるために沢山のスタッフが慌ただしく鍵のかかっている部屋の扉を開け始めた!


すると、雄叫びをあげパニックになった患者達が暴れるように部屋からでては我先にと階段やエレベーター、エスカレーターを目指して走り出した!


高田の目の前で発狂した患者の恐ろしい光景がペガサスや煌太、白馬には半減して聞こえたが、高田の見た光景はなんとも言いがたい地獄絵図だった。



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