【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
高田は一通り説明をすると、大きくため息をついた。
「後は…///浅沼さんに蘇生処置をしてもらい…ここにいるって感じです。
すみません――――…何の手がかりもなくて…」
「いや――――…これでハッキリと分かったことがある」
そう言うとペガサスはポケットから、小さな包みを取り出した。
「ペガサスさん…それは?」
「こいつに渡していた、清め塩と御札に包んだ疑牙札(ぎぎふ)だ――――…」
煌太と白馬はペガサスに握られていたその包みを覗きこむ。
すると――――…
そこには…一摘まみの塩と…真っ黒に染められていた小さな三角の木の板が出てきた。
「…黒い…板っすね…」
包みの中身に白馬は「なんすか?」と興味を示す。
しかし、一緒に覗いた煌太は胃がキリリと痛んだ。